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肩こりはひどくならないように適切なケアを

誰しも肩こりは経験していて、全く肩に疲労を感じたことがないという人はいないでしょう。少しマッサージして休めばすぐに回復する人や、医師にかかって薬を飲んでもなかなか治らない人など症状の程度は人によってまちまちです。これは必ずしも年齢や体質だけによるものではなく、日常の習慣の中にも肩こりの原因はあります。比較的、顕著に重い症状が見られるのは仕事や生活の中で同じ姿勢を長時間とっている人たちです。たとえば、オフィスで座席に座ったままパソコンを使い続けている人、接客業で長い時間立ったまま応対している人などがそれです。また、主婦にも子守で毎日子どもを抱いて寝かしつけている人や、重い買い物荷物を毎日のように運んでいる人などは肩への負担も大きく、こりやすい傾向にあります。たかが肩こりと思って放置していると思わぬ病気のもとになったりします。こりを感じるということは、その部位の血流が正常に行われておらず、筋肉の緊張状態が続いてしまっていることを意味します。そのままにしておくと、眼精疲労や頭痛あるいは内臓等への疾患につながる恐れもあります。仕事や家事の合間に適切な休憩をとってマッサージをしたり、どうしても解消されない場合には医師に相談するなどして重症にならないようにケアすることが大事です。

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